五月ヶ瀬(福井)と加賀豆絞り(石川)の違いは?ピーナッツがゴロゴロ入って、美味しい。五月ヶ瀬の硬さはオンリーワン。加賀豆絞りは似たものがあるかも

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五月ヶ瀬とは

言わずとしれた福井県の銘菓です。福井県坂井市にある会社「五月ヶ瀬」が製造販売する。ピーナッツたっぷりのお菓子。福井では定番のようでお土産やさんなどでよく見かけます。個人的にもかなり好きなお菓子ですが、初めて食べたときは「硬っ・・・!」と思って、あまり好きではありませんでした。しかし、いただく事が多く、食べているうちに、生地の香ばしさと、独自の食感。そして、ピーナッツのゴロゴロしたのがクセになり、今は福井銘菓では一番よく買います。

加賀豆絞りとは

石川県の銘菓のようです。たまたま行ったサービスエリアで五月ヶ瀬の横に売っていました。
豆絞りというと、なんか千葉でもあった気がしますが、石川県での名物という印象もなく。
しかしながら、ネットを調べると、御菓子城加賀藩というちょっと変わった名前の会社が出ました。しかし、ここは和菓子がメインっぽいですね。そして兵庫県豊岡市の「げんぶ堂」という会社のホームページを見るとグループ会社の御菓子城加賀藩で製造している豆しぼり〜という説明があるので、石川銘菓である可能性は高そうです。

原材料、価格

原材料はほぼ同じです。味の決めてとなるピーナッツですが、加賀豆絞りは南アフリカ産と書いています。五月ヶ瀬は製品にピーナッツの原産地の記載がないものの、ホームページを見ると南アフリカ産、国産とかいています。ということは非常に似た御菓子と言えるでしょう。

製品名製造内容量(g)参考価格(円)備考
五月ヶ瀬五月ヶ瀬 26g程度 110円
加賀豆絞り御菓子城加賀藩 18g程度100円程度

価格ですが、五月ヶ瀬はいろんなパターンで売っているものの、基本は1枚110円、加賀豆絞りが100円程度かとおもいます。

では、ご開帳です。

比較

パッケージは五月ヶ瀬のほうが、雰囲気はあります。豆絞りはシンプルですが、少しさみしいですね。

左が加賀豆絞り、右が五月ヶ瀬です。五月ヶ瀬の方は南部せんべいのように挟み焼きというか、潰して焼いています。見た目のインパクトでは豆絞りのほうがあります。

五月ヶ瀬は小麦粉を多くした瓦煎餅のような硬めの食感、数年前、初めて食べた時は「硬いな、、、」という感じで苦手でしたが、食べていくと生地のうまさとナッツの香ばしさが相まってクセになる味とわかりました。卵とバターの滋味があり、やや洋風な感じがしつつ、どこか懐かしいお菓子です。
 豆絞りはクッキー生地に大量のピーナッツが乗っているこれもまた、洋風でありどこか懐かしお菓子。生地は卵多めで甘さもアリ、五月ヶ瀬よりは洋風な感じがします。南部せんべいよりもクッキーに近い感じです。五月ヶ瀬より食べやすくはありますが、見た目通りということもあります。ナッツのインパクトが強く、一体感という意味では五月ヶ瀬に軍配が上がります。

でも、見た目でいうと、豆絞りなんですかね?ナッツが落ちて食べにくくはありますが。

あと気になるのが。この豆絞りは果たして、加賀(石川県)名物なのか・・・・。製造は確かにそう書いていますが、シールで後貼りしているのが気になります。よく見ると名称もどこにも加賀とか入っておらず、「平助」という文字が。ピーナッツで有名な千葉にも名代豆絞りとありますが、包装にも名代とありますね。ちなみに名代は「有名な」とかそういう意味なので、いまいち加賀(石川県)という感じがしません。最初に書いた通り、御菓子城加賀藩が作っているのでしょうが。それを他社に販売しているのか、

まとめ(結論を3行で)


・豆絞りはうまいが、石川銘菓なのか謎。
コスパ、インパクトともに五月ヶ瀬が強い
・やっぱり五月ヶ瀬は美味しい