
長崎のカステラ、大好きです。大阪で生まれ育ったというのがあるのか、九州の銘菓は食べることが時々ありました。なかでも長崎のカステラは、甘くしっとりして、それでいて弾力もあり、大好きなお土産でした。三大カステラというのがあるそうで、それぞれを長崎空港で買ってきました。
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福砂屋のカステラ とは

三大カステラで最も歴史が長く、かつ長崎空港でも他の2社とは違い、独立した店舗を構えていました(三大カステラではありませんが、和泉屋も独立した店舗がありましたが)見た目に歴史を感じるお店でした。私も名前はしっていたので、長崎のカステラと言えば、こちらが最初に上がる印象です。商品のラインナップは、高級なもの、定番のもの、個包装もあって、なんというかすべてがワンランク上な感じでした。店舗は全国にあり、大阪でも容易に手に入ります。
写真は、フクサヤキューブという商品です。購入する際に確認しましたが、通常のカステラと同じ味とのことです。内容量は55g、一箱あたり324円、人に配るのにもぴったりです。
松翁軒のカステラ とは

パッケージにはカスティラとありますが、公式HPを見るとカステラとのこと。どっちなんでしょうか。なんというか、歴史を感じるというか重厚なデザイン。素敵です。こちらが空港で買える一番小さいサイズで 0.3号(175g)756円です。
こちらは店舗が長崎にしかないので、お土産としては一番喜ばれるかもしれません。
文明堂のカステラ とは

こちらも比較的長崎以外でも見ている気がします、文明堂です。パッケージがHPとは違いましたが、こちらが定番のカステラ化と思います。金額は覚えていませんが、800円程度かと記憶しています。関西では京都と大阪で各1店舗のみです。福砂屋ほどではありませんが、こちらも他府県で入手可能です。
会社の創業・原材料・コスパ
| 会社名 | 製品名 | 内容量(g) | 創業 | 参考価格(円) | 左記商品の寸法 |
| 福砂屋 | カステラ | 鶏卵、砂糖、小麦粉、水飴 | 1624年 | 2268円 (小切れ1号) | 小切れ1号100×280×64 |
| 松翁軒 | カスティラ | 砂糖、卵、小麦粉、水飴 | 1681年 | 2268円 (1号) | 1号 100×285×65 |
| 文明堂 | カステラ | 砂糖、卵、小麦粉、もち米水飴 | 1900年 | 1458円 (1A号) | 1A号 80×286×62 |
表にするとこのようになります。原材料はほぼ同じです。長崎のカステラは基準があるようですね。価格は私が購入したものでなく、近いサイズのものを比較しました。文明堂がお安いです。
では、ご開帳です。

左が福砂屋です。このサイズが2個入っていました。真ん中が松翁軒です。カットしたものが5枚で袋に入っています。文明堂は個包装でした。
比較

福砂屋はしっとりして、卵のうまみがありますね。生地は詰まっており、噛むと適度な反発もあり、おいしいです。甘さはそれほどではありませんが、ザラメの方はしっとりして、うまみと甘みが際立つ一品です。
松翁軒は見た目では、黄身が多いのか黄色が強いです。こちあらは最もしっとりしつつ、素朴な昔ながら味という感じです。砂糖も多いのか甘く、ザラメ付近は色が変わるくらいに砂糖が浸みて、おいしかったです。生地も詰まって、持った感じがちょっと重めに感じました。懐かしのカステラという感じで、個人的には一番カステラのイメージに近いように思います。
文明堂は福砂屋と同じくらいのしっとり差ですが、黄身感は強くなく、ややスポンジケーキのような感じもあります。甘さも程よい感じで食べやすいですが、ザラメも少なく、上記2点と比べると、長崎のカステラ、というイメージからは少し離れているように思います。

あと、ザラメの状態です。購入してから半月経っています。賞味期限ないですが、ザラメが少し溶けて生地にしみ込んでいる感じです。文明堂はザラメが少ない。
まとめ(結論を3行で)
・福砂屋が安定のおいしさ。配るのに適した商品も
・文明堂はコスパはいいが、味にパンチがない
・松翁軒が濃くて甘い。長崎でしか買えないのもいい、おすすめ