「餅太郎」と「どんどん焼」の違いは?実は同じ会社だが、どんどん焼きはソースとスパイスを使ったタコ焼きのような味。ピーナッツは餅太郎の方が多い
何となく、似たイメージがある2種類ですね。どこか懐かしさを覚えるレトロなデザイン、味が濃い目の小さいオカキのようなお菓子。餅太郎とどんどん焼ですが、それらの違いを見ていきます。
まずはこちらですね。餅太郎 ピーナッツ入り。花咲か爺さんと桃太郎がコラボしたような結構謎のパッケージです。うーん、駄菓子っぽい。
犬猿雉がいますが、その下でおじいさんおばあさんがお餅をを着いています。犬猿雉がいる中で桃ではなく、餅太郎と書いた臼(うす)で付いているので、これから餅太郎ができるのでは・・・という説があるとかないかとか。そこから最近見ないですが、ニュー餅太郎という無邪気な少年が・・・というのが名著「だがしかし」での有力な説ですね。
(最近、ニュー餅太郎を見ないですね。売っていない?)
そして、こどもの頃良く食べていたどんどん焼です。ソースっぽい味なので、大阪で売れていたのでしょうか、昔は紙の袋で一袋10円だったような気もします。安いことと、駄菓子の中では味が濃いめなので、甘党ながらなぜか買ってしまう不思議なお菓子です。
菓道あるあるで、説明文が面白いですね。「あなた様のお口に合いますよう調理いたしました」って駄菓子に書くには丁寧過ぎると思うのですが、かなりツボです。
ちなみに製造は同じ菓道ですね。なんか、違うメーカーと勝手に思い込んでいましたが、ガチ同じです。原材料は両方ピーナッツが入っていますが、どんどん焼の方はソースと砂糖、アオサが入っており、香辛料、食塩と合間って、ソース系の駄菓子感がすごいですね。
製品名 | 製造 | 内容量(g) | カロリー(Kcal) | 参考価格(円) | 備考 |
餅太郎 | 菓道 | 70g | 377kcal | 100円 | ※6g小袋もあり |
どんどん焼 | 菓道 | 12g | 61kcal | 20円 |
表にするとこのようになります。なお、価格は日本一の駄菓子売り場の販売価格です(2023年03月時点)
では、ご開帳です。
改めて食べると味がちがいますね。餅太郎はなんというかベーシックな「かきもち」という感じですね(モチ米は使っていませんが)普通においしく、しょっぱいくらいのものもあり、癖になる味です。どんどん焼はソースベースのスパイシーな味ですね。ソースだけでなく、一味かコショウのようなものが入っているような気がしますが(原材料は香辛料となっているのですが)何かはわからないですね。しかし、食べた後にソース以外に辛味の余韻がしっかりあります。あとわずかですが、アオサの風味も感じます。
どんどん焼のみを見ると、ムラはあるものの、ソースっぽい色味に少しアオサが付いていることがわかります。
ピーナッツですね。ざっと見ただけでですが、どんどん焼は一粒分、餅太郎は7粒分ですかね。ピーナッツは見たことないくらい小さい粒ですね。こどものころはもっとシッカリ普通サイズが入っていたような気もしますが、自分が大きくなったからなのか。
結論としては以下の通りです。
・元は同じかも知れないが、餅太郎は塩、どんどん焼はソース味と割りきっても良い
・ピーナッツは小さいのが少量入っていることは共通
・量を求めるなら餅太郎。刺激を求めるならどんどん焼で
(2023年05月追記)
イオンにある「お菓子のまちおか」で小さい餅太郎が売っていました。
餅太郎は6g10円、どんどん焼きは12g20円でした。こうしてみると価格一緒ですね。餅太郎の大袋は多い分、コスパはいいですね。
中身はこんな感じです。