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春日井製菓の「いかピーナ」でん六「いかピー」違いは?いかピーという製品は多いが、春日井製菓は唯一無二の食感で間違いない

春日井製菓「いかピーナ」は昔からの定番と思います。しかし、でん六にも「いかピー」があり、他にもいかピーという名の製品があり混乱気味です。おそらくですが”イカ×ピーナッツ”が由来と思われます。そんな中、定番である春日井製菓とでん六を見ていきます。

ちなみに春日井製菓とでん六といえば、塩味のピーナッツ菓子も似ていますね。コメダの豆みたいなやつです。
『ポリッピー塩味』『うすピー』『ポリポリ・ピー』など、塩味ピーナッツの豆菓子6種比較。似ている『コメダ珈琲』のカロリー豆も

これが春日井製菓のいかピーナです。イカの風味たっぷり大粒衣のピーナッツと書かれていますね。

裏側に書かれていますが、1967年からのロングセラーということで、50年以上の歴史があります。

そしてこちらはでん六の「いかピー」ですね。こちらも歴史あるんでしょうか。旨さが活きる自家製刻みイカが入っているということです。

裏側に書いていますが、イカのなかで最もおいしいと言われる「真イカスルメ」を使用しているということです。表にも書いていましたが、北海道産ということです。でん六のホームページをみるといかピーはロングセラーとありましたが、発売は1989年6月でした。こちらも30年以上の歴史はあるものの、春日井製菓と比べる新しいですね。後発ゆえに材料面でPRしているかと勝手に推察します。

そしてこれはデイリーヤマザキでみつけた「いかピー」ですね。製造はポッポナッツという会社ですね。ポッポナッツは豆菓子のメーカーで先ほど書いたコメダ的な塩ピーナッツでも出てきました。

こちらはスーパーサンディで見つけました「いかピー」ですね。これはたまたまあったように思います。これは福豊堂という会社ですが、アマゾンでもいかピーというものを色んな会社が抱いているので、いかとピーナッツである、元祖は不明でしょうね。

製造(販売)製造内容量(g)カロリー(Kcal)塩分
(g)
参考価格(円)備考
春日井製菓いかピーナ592820.53100~150円
でん六いかピー572800.56100~150円弱北海道産真イカするめ
ポッポナッツ(デイリーヤマザキ)いかピー853971.20108円切りイカ
福豊堂いかピー603090.48100円程度?切りイカ

もっとありそうですが、とりあえずこの4種を見ていきます。表にするとこのようになります。ちなみにポッポナッツと福豊堂は原材料に「切りいか」とありますが、イカを裁いて乾燥、裁断したものようですね。今回の製品はいずれも茶色い筋状のものが見えるのかそれかなと思います。

では、ご開帳です。

うーん、よく似ていますね。特徴としては春日井の粒の大きさ、でん六のイカの多さ、デイリー(ポッポナッツ)の潰れたような形状ですね。

春日井製菓(いかピーナ)は塩分が控えめであっさりしていますね。一番大きいというのもあってか、外側の殻が厚みがあって、しかし空気も含んでおり、カリッと割れた後に、サクサクした食感が心地よいです。イカの風味はあまりないですが、食感だけでも楽しく、手が止まらないです。嚙むとホロっと崩れるような感じで、この食感はオンリーワンですね。

でん六は春日井よりもやや小ぶりで、食感はやや硬めです。塩分はこちらの方が少しすくないように感じます。味自体は春日井に似てはいますが、こちらの方がイカの風味がして、食べているとモッチリした食感がありますね(わずかですが)あとなんていうかうまみが一番強いですね。

ポッポナッツ(デイリー)つぶれた形状で塩も多めにかかっており、上記2点とは違いますね。殻は薄く硬いという感じです。なんとうか歌舞伎揚げなどのせんべいにやや近い印象ですね。固いと言っても比較してわずかという程度でしかないです。ただ、塩っ気が強くこちらの方がツマミ感がありますね。

福豊堂は見た目は一番なんというかきれいですね。食感は今までで一番固く、食べ応えがあります。しかしながらイカの風味は弱いですね。小さく硬い、でも一番素朴なで懐かしい味と言えます。

という感じで、違いはありますが。味はよく似ています。外側は小麦粉ベースで塩味でピーナッツが入っていることも共通しています。

最後になりましたが、春日井製菓の「いかピーナ」、でんろく「いかピー」ですが、原材料も似ており、大きなちがいはないかと思っていましたが、実は食感がかなり違いますね。でんろくは他のものと同様噛むとカリッと割れピーナッツが出てきますが、春日井は大玉な分表面が集めであり、また、気泡のような穴がたくさんあり、これが軽い触感を生んでいますね。また、掴んで振るとピーナッツがカタカタ動くものもありますね。この中身の空間があの、サクっとした唯一無二の食感を生んでいると思います。これがカリッ、サクッ、ホロっとした心地好い食感を産んでいると思います。

結論としては以下の通りです。
・イカピーというお菓子が多い。なぜならイカ×ピーナッツだから?
その中でもでん六は入手しやすく、イカの風味がおいしい
・春日井製菓は大玉でサクサク感が心地よく、手がとまらない。イカ×ピーナッツはこれに決まり。

(2023年4月追加)

スーパーでよくある自然味良品でいかピーがありました。

製造は南風堂というところですね。初出です。

比較対象がないですが、他とよく似た味ですね。

作成者: jiyuugaoka

普段は品質や検査や書類作成なんかしてる市販のお菓子好き。アレに似ている、昔と何が違う、どれがお得と考えてはいろいろと比較したり考察している