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ミレーに似たビスケットはいろいろあるが、北陸製菓が近い。前田製菓や梶谷食品も捨てがたい

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ミレービスケット とは

 高知県のご当地お菓子として、有名です。最近は全国どこでも見かけます。高知の野村炒豆加工店が有名ですが、元々は明治製菓の製品で、今は愛知の三ツ屋製菓が生地を製造しています。それを野村炒豆や他の会社がフライして販売しているようです。詳細は以下をご覧ください。
ミレービスケット(ミレーフライ)は6社以上で製造している。野村煎豆は硬め。他も個性があるので、食べ比べてみた。

あたり前田のクラッカー とは

似たお菓子といえば、色々ありますが。まず思い浮かぶのはこちらです。前田製菓の「あたり前田のクラッカー」、昭和の親父の定番ギャグです。最近は大阪土産としても見直されているので、頑張っていただきたいところです。ミレーと比べると、こぶりで、バター感が強いクラッカーというイメージです。
あたり前田のクラッカーの「極上」は定番と比較して芳醇バターが効いてうまい。よく似ているミレーとの違いは?

その他のビスケットは?

思い付くのはこの辺りです。左から揚げビスケット(北陸製菓)、コンガリサクサクにバタークラッカー(ともに梶谷)などが定番かと思います。

原材料・カロリーなど

製品名製造原材料カロリー(100g/Kcal)小麦粉備考
ミレービスケット三ツ矢製菓ぶどう糖、膨張剤 540Kcal 国内製造油で揚げた香ばしいビスケット
当たり前田のクラッカー前田製菓 イースト、バター、膨張剤、調味料 515Kcal国内製造赤穂、本格焼き塩
揚げビスケット北陸製菓ぶどう糖、パン酵母、膨張剤 482Kcal 国内製造
コンガリサクサク梶谷食品ぶどう糖、膨張剤、トレハロース 508Kcal 国内製造フライ風味
素材の味わい豊かなバタークラッカー梶谷食品バター、チーズ、脱脂粉乳、麦芽エキス 507Kcal 国内製造風味豊かなバター(2.5%含有)

原材料は小麦粉、砂糖、塩、ショートニング、植物油脂は省略しています。表にするとこのようになります。どれも似ていますが、ミレーは硬めの食感とオイリーな舌触りが魅力なので、バターを使っているクラッカーはそもそも別物とも言えそうです。

では、ご開帳です。

比較

 ミレーは厚みがあって、ハードな食感が心地よいですね。もはや定番です。

 前田のクラッカーはビスケットというよりはクラッカーで、揚げずに焼いている感じです。フライではないので、素材の味というか、小麦っぽさを感じます。前田のクラッカーは昔からその素材感と油っぽさのない感じや、しっとりした生地が特徴かと思います。塩味は、ほぼかんじません。

 北陸製菓は一番香ばしいです。厚み、歯ごたえとも№1で、結構硬めです。揚げることによって、オイリーなおいしさと塩味が相まって、なかなか食べ応えのある味です。ナビスコっぽいといいますか。

 コンガリサクサクは薄くて、空気を含んでいる感じ。なんというか薄焼きビスケットですね。フライ風味と書いているので、揚げているわけではないのかもしれません。自然なうまみと適度な塩味が心地よいです。なんていうか、ちょうどよい

 梶谷のバタークラッカーは前田製菓に似ていますが、それにバターを足した感じです。油感はないですね。塩味は控えめで、ひと口目はバターがきて、その後は小麦の風味が来ます。前田同様、素朴な感じです。

ミレーは厚みがあって、こんがり揚げている感があります。そういう食感、見た目とも北陸製菓は近い感じです。

デザイン、見た目ではミレーが凝っています。あとはすべて模様なしシンプルだ・・・。

ハード系はミレー、北陸製菓。前田製菓、バターは素朴なクラッカー。その中間にコンガリサクサクがある感じです。

まとめ(結論を3行で)


・クラッカーとミレーは似て異なるもの
揚げたこんがり感とハードさ、塩味なら北陸製菓が近い
・しかし、ミレーと代わりと言えるほどのものはない