京都駅で買える生八ツ橋4種類を比較。それぞれ個性があり、色や食べ応えで違いあり。配るためなら、個包装の”おたべ”一択。
京都駅で買える生八ツ橋を比較しました。駅ナカで変えて、自分用や個人に配れるもので、味も定番?のニッキ考えています。他にも抹茶やチョコ、大箱、期間限定コラボなどありましたが、なかなか全容を把握するのは難しそうです。
ちなみに、名称は生八ツ橋が正解のようですね。wikipedia先生によると、硬い瓦(とゆ)状態のものが八ツ橋、モチモチしているものが生となるようです。実際にはこちらを八ツ橋といったり、商品名(おたべ等)で呼ばれたりと様々とは思います。ネットでは定番のメーカーが複数出てきますが、京都駅で有名どころはほぼほぼ買えるようです。
ちなみに、生八ツ橋もお菓子歴史あるあるで起源を争っていますね。その辺は以下でも同様ですが、なかなか難しい問題ですね。
『サクマ式ドロップス』『サクマドロップス』違い、缶と袋の差、ハッカ率、2社の概要、見分け方も。形状も比較
基本はどこも最低5個入りですね。似たようなパッケージというか。上左が聖護院八ツ橋総本舗の聖、上右が井筒八ツ橋本舗の夕子、下が西尾八ツ橋本舗のあんなま、ですね。どれもプラスチックトレーに入って並べられています。
ちょっと違うのはこの美十の「おたべ」ですね。固めのケースに個包装ではいっています。最初の3点は持ち運びに不安があるので、お土産として渡したり、配るにはこれが一番よいですね。
製造 | 商品名 | 創業/法人化 | 参考価格(円) | 備考 |
聖護院八ツ橋総本店 | 聖(ひじり) | 1689/1926 | 54円 | |
本家西尾八ッ橋 | あんなま | 1689/1948 | 46.4円 | |
井筒八ッ橋本舗 | 夕子 | 1805/1960 | 58.2円 | |
美十 | おたべ | 1957/1969 | 46.4円 | 個包装 |
表にするとこのようになります。どちらが最古かは置いておいて、価格的には大差ありません。個包装を考えると「おたべ」はよい感じですね。
ではでは、ご開帳です。
盛り付けはだいたい同じ感じですね。2等辺三角形を5枚というのはなかなか難しいですね。残念ながらあんなまは寄ってしまっていますね。
原材料はどこもほぼ同じですね。それなのに色味が黄色とオレンジに別れるのが興味深いです。
半分に気ってきました。食べた感想は以下のような感じですね。
製造 | 商品名 | 1枚重量 | 1枚価格(円) | 備考 |
聖護院八ツ橋総本店 | 聖(ひじり) | 22.1g | 54円 | 全体的にあっさりして食べやすい印象。餡はそれほど甘くなく、和菓子が苦手な人も食べやすい。ニッキも薄い |
本家西尾八ッ橋 | あんなま | 22.9g | 46.4円 | 餡は甘めで、粒も大きく感じる。ニッキはやや強めで全体的に和菓子感あり。ドッシリした印象。 |
井筒八ッ橋本舗 | 夕子 | 21.2g | 58.2円 | 餡は一番ボッテリ入っている。それほど甘くはないが、餡の厚みと粒感があり重たい。お餅はかなり薄めでニッキは薄い。 |
美十 | おたべ | 24.5g | 46.4円 | 餡は少なく、粒感もあまりない。甘さ控え目でニッキも薄いが、お餅は一番ぶ厚い |
どれも普通においしいですね(当たり前)和菓子は、極端な甘さで好みがわかれますね。個人的にはこし餡派閥なもんで、あっさりしているのが好きですね。バランスでは聖護院か餅重視のおたべですね。
結論としては以下の通りです。
・京都駅では上記4種類が購入可能
・持ち運びや、配りやすさではおたべ一択。
・あとは好みで選べばいいのではないかでしょうか。