浜松名物「うなぎパイ」お土産の定番ですね。浜松とかうなぎとか関係なく、ただ、パイが大きくて味が濃くておいしい。そういう位置付けですね。ポロポロこぼしながら、ザクザク頂く、駄菓子的なお土産と勝手に思っています。昔は長ーい1種類だけでしたが、今はいろんなバリエーションがあるようなので、比較していきたいと思います。
ちなみに、結構有名は話なのと、ネットでいくらでも情報があるので細かいことは書きませんが、うなぎパイにはウナギが入っており、「夜のお菓子」と銘打っていることから、いろんな想像をする人もいるようですが、出張から帰ってきた旦那が家族に振る舞い、夜に食べるお菓子という意味に言っています。しかし、夜のお菓子と言われたから開き直って、マムシドリンクっぽい装丁にしているとのこと(by公式)、いやどっちやねん。
https://www.shunkado.co.jp/sweets/unagipai/kobanasi.php
ネットで事前に調べましたが、以前からあるながーい「通常」、袋に入った「ミニ」、アーモンドが入った「ナッツ入り」、頂点を極めた「V.S.O.P.」があるようですね。あとミニ以外の3種類の「詰め合わせ」もあるようですね。合計4種類ですね。
それらを一式購入しようと思いましたが、名古屋駅で探してみると「通常」「ミニ」「V.S.O.P.」はありましたが、「ナッツ入り」「詰め合わせ」がありませんでしたね。一番大きいキオスクになかったので、やっぱり本場浜松に足を運ばねばならないか。。。という感じですね。あと5年ほど前から名古屋駅からうなぎパイが消えたという話があり、今は戻っているような感じですが、そういうのも関係しているのか謎は深まるばかりですね。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e3b048e31c1760979bc28e10dc614d37f9b9208
そういうこともあり上の写真の通り3種を購入しました。V.S.O.P.は初めて買ったので、ちょっとテンションが上がっています。というのがうなぎパイはひさしぶりですね。コロナで県外に出なくなったこともありますし、うなぎパイは通販をしていない為に、なかなか入手できないんですよね。以前問い合わせたことがありますが、割れやすいので、通販はしていないそうです。それを逆手にとって、個人で高額転売して、購入者が届いたものを開封すると割れている、というクレームが会社にくるとか、理不尽ですね。(以下、公式サイト)
https://www.shunkado.co.jp/info/2020/01/post_93.php
まぁ、とりあえず確認していきます。定番のうなぎパイ16枚入りですね。先に書いた通りあります「夜のお菓子」いうさりげないパワーフレーズ、何でしょう、昭和のオヤジには響くと思いますね。有名は話ですが、うなぎパウダーはもちろんですが、ガーリックも入っているんですね。これが「夜感」を醸し出しているんでしょうね。枚数のバリエーションも豊かですね。1枚80円以上はしますので、まぁまぁなお値段しますね。
12本入 962円(80.1円)・・・一番少ない量
16本入 1,284円(80.3円)・・・今回購入
24本入 1,924円(80.1円)
32本入 2,567円(80.2円)
36本入 2,886円(80.1円)
48本入 3,849円(80.2円)
67本入 5,940円(88.7円)・・・予約専用販売
次はV.S.O.P.ですね。箱が無駄に豪華ですね、箱代が利益率を圧迫していないか心配になるレベルですね。5枚入っています。981円なので、1枚200円弱ですね。原材料を見ていくと、確かにブランデーとありますね。その他にもいろいろ入っているようですね。あと、これは「真夜中のお菓子」なんですよね。敢えての想像力を掻き立てるフレーズ、嫌いじゃないですね。
次はミニですね。これもお手軽なんですが、通常との違いが判らないのと、お得に見えるけど、小さいよな、という印象もあったので、比較してみようと思います。10枚で721円、意外に通常と価格が変わらないんですよね。
ちなみに、よくうなぎパイと比較されているのがこの「源氏パイ」なんですよね。源氏パイは「三立製菓」という浜松の会社なので、「静岡」「パイ」という共通項があるためでしょうか。私もなぜか、三立製菓がうなぎパイを作っていると勘違いしていたことがありました。よく考えるとウナギが入っているはずもなく、形も全然ちがいますが、せっかくなので食べ比べてみます。
あと、不二家のホームパイも比較対象であがりますね。有名なパイなら何でもいいのか?という感じですが。あとうなぎパイもどき?は韓国にも有って、揉めているとか、国内でも同じようなものがあるとか、いろんな情報がありましたね。まぁ、おいしかったらなんでもいいんですが。
では、開封の儀を執り行います。まずは通常のほうですね、と何やら紙が・・・お土産は製造メーカーからのメッセージや、商品ラインナップなどが宣伝されているものが入っていたりしますが・・・。マンガ?コロナで職人が大変であったことが、逆境に負けずに頑張ってことが記載されています。さすが夜のお菓子、なんか、すごいな。っていうか製造は全自動じゃないの?そんなに職人の技量によって変わるの?知らなんだ・・・。
箱なしで、この価格ではちょっと割高感はありますね。これなら通常を買う方が満足度は高いように思います。
次はV.S.O.P.ですね。箱が無駄に豪華ですね、箱代が利益率を圧迫していないか心配になるレベルですね。5枚入っています。手にとって分かりましたが1枚割れている・・・ショック。
とまぁ、この3種類を食べ比べてみます。見た目にはV.S.O.P.はゴージャス。ミニはお手軽感が出ていますね。定番がロゴが、赤×黒×黄となっており、これが夜のお菓子感=ウナギドリンクを演出している由縁かと思いますね。
あと、源氏パイを追加しておきました、うーん、完璧に別のお菓子って感じですね。当たり前ですが。
見た目は意外と違いますね。あと改めて見ると、うなぎパイってでっかいですよね。適度な甘さと、カリカリした食感も相まって1枚でも高い満足度を得られると思うんですよね。
まずはV.S.O.P.ですね。まずは香りですがブランデーのようなお酒のにおいがしますね。口に入れると芳醇な香りがします。カリッカリ感も通常よりも強い気がしますね。通常に比べるとウナギのっポイ味は少し劣る気がしますが、ナッツなどの何とも言えない複雑な味がします。通常と比べるとその複雑な味がより強い感じですかね。個人的にはお酒を飲まないからか、ブランデーの風味というのはそれほど魅力ではありませんね。価格も倍以上なので、家族向けのお土産というよりは大人が自分の為に買うものという感じがします。
通常は安定したおいしさですね。意識して食べるとほのかにウナギのような香りを感じましたが、ひょっとしたら、勘違いかもしれません。ガーリックや鰹節も入っているということで、濃厚な味とカリカリした食感が癖になります。前に書いた通り源氏パイやホームパイとはまた違う、濃厚なパイの世界に誘ってくれる至高のお菓子と勝手に思っています。
ミニはナッツとはちみつが入っていますが、ナッツはしっかり感じられますね。少しゴマっぽくも感じますね。厚みが他の2種よりもあって、噛み応えは充分ですね。ただ、サイズ的にちょっと1枚ではもの足らないのと、価格を考えるとちょっと微妙かと思いますね。
断面を見てみます。こうして見るとミニはやはり厚みがありますね。
そして源氏パイも実食です。比較する全然違いますね。そして、焼き目というか、色も結構違うもんですね。源氏パイ自体は好きでよく購入していますが、食べ比べると全然違いますね。源氏パイの方がしっとりしていて、味が薄いように感じますね。こちらの方がパイの層が規則的に垂直に並んでいるので、密な分、ややモサモサ感がありますね。それが小麦粉っぽいというかマーガリンのような味がしますね。うなぎパイは全体は硬いながら軽い感じもあり、濃厚な味がするので、まったく別物と言って差支えないと思います。敢えていうと、源氏パイの周囲ありますよね。カリカリして甘い耳の部分。その部分だけを使って、味を濃く付けたのがうなぎパイっていう感じですね。イメージですが・・・。そもそも家庭用とギフト用で価格も違うので、比較するのは難しいですが、敢えて表現するならそういう感じですね。
1枚価格 | カロリー | 重量 | 特徴的な原材料 | |
うなぎパイ(通常) | 80円 | 73kcal | 14.5g(実測値) | |
ナッツ入り | 122円 | 96kcal | 18g(計算値) | アーモンド・白ゴマ |
V.S.O.P. | 196円 | 93kcal | 18g(実測値) | マカダミア・ブランデー |
ミニ | 72円 | 53kcal | 10.5g(実測値) | アーモンド・はちみつ |
表にまとめると上記のようになりますね。今回ナッツは購入できませんでしたが、参考に記載しておきます。
結論としては以下の通りですね。
・3種類とも味が違うが、いずれも濃厚でおいしい。
・V.S.O.P.は好みがわかれる、大人向け。家族向けでない
・ミニはナッツ、はちみつが効いておいしいが、少し割高。
・やはり定番が一番、サイズ、装丁を含めて満足度が高い。
・源氏パイはおいしいが別物
(2021年12月追記)
やっとナッツ入りを購入することができました。前は名古屋駅でありませんでしたが、今回静岡駅で無事購入できました。浜松でもかえるんでしょうが、静岡で買えるのは助かります(2023年05月追記三島駅でも普通にうっていましたね。静岡県内なら簡単に買えるんでしょうか)
原材料はナッツ系がもちろん白ごまも入っていますね。うなぎ粉も完備です。
さて、御開帳ですね。通常より少し大きいのかなという感じですね。重量は公式HPの通り18gですね。製品によっては18.5ありますが秤の精度を考えると18gでいいのかと思います。
食べた感じではナッツとごまが全面に来る感じですね、もちろんうなぎパイ独特の濃いタレの味もよいですね。個人的には食べることができて感動ですが、ちょっと割高なんで、普通の人は定番でも十分おいしいんでしょうね。