子供の頃に一度はハマるお菓子ですね。みそ汁などにはいっている「お麩」に黒糖がコーティングされた、甘い、でかい、安いという子供が好きな駄菓子的要素を取り揃えているお菓子ですね。それらを見ていきます。
ちなみに今回代表的かなと思うものを買い集めましたが、これまたゴールが見えませんね。製造メーカーは多数あるようですが、一つのメーカーでもパッケージが様々だったり、OEMだったり、お土産用に地方でも売っていたりと全体像が掴めませんでした。あと基本賞味期限が短めで時間との戦いだったというのもありますが。他にもふがしを取り上げているサイトはありますが、完璧な形はなかなか難しいように思います。
その中でも比較的有名?なのは敷島製菓のふーちゃんかと思います。写真のように長いもの(200円くらい?)と短いもの(100円くらい?)を入手しました。
他には鍵屋製菓のふ菓子も見かけますね。なんとも言えないレトロなパッケージですね。勉強にスポーツに。というのが素敵です。日本一の駄菓子売り場で購入しましたが、150円は安いな。
最近はこちらが1番よく見かけるかもしれません。左はダイソーで購入しました。右も駄菓子屋はもちろん、スーパーの子供向けというか駄菓子エリアで見かけますね。製造は同じ水野製菓です。
こちらは無印良品ですが、製造はミサワ製菓ですね。オリジナルも販売していると思いますが、残念ながら巡り会いませんでした。
これも定番ですね。トーカイのふがし。子供のころ食べていたのは何となくこれだったような気がします。トーカイもOEMでよく見かけるイメージです。あと大袋もありますね。
ということで、この5大?メーカーのふがしを見ていきましょう。ご開帳です。
見た目に結構違いますね。真っ黒なイメージがありましたが、意外と赤茶色というかレンガみたいな色ですね。個人的にはふーちゃんかトーカイが一般的なイメージに近いかなと思いますね。
ふーちゃんはかなり目が詰まっています。パンのようです。ミサワや水野は中まで、色がついています。鍵屋やトーカイは真ん中が白くてなんか個人的には理想ですね。
もっとも目が詰まっているふーちゃんと、空いているミサワですね。これくらい違いはありますね。
端っこの状態ですね。ここはカリカリがうれしいところかと思いますが、鍵屋はいびつでなんかうれしいですね。では実食です。
ふーちゃんは一番生地が細かく詰まっています。食パンのように見た目だが、噛むとしっとりして、やわらかく、あっさりいける。黒糖のような甘みがあるが、しつこい甘さでなく、全体的に繊細な印象。
鍵屋はふーちゃんに比べると粗めの生地だが、一般的という感じ。粗いが層一枚一枚がぶ厚めで噛むと歯と歯の間に固まる感じが懐かしい。端の形がバラバラでそれがうれしい。砂糖らしい甘さはあるが、それほどの甘さはない感じ。
水野は生地はもっとも軽い印象だが端はガリガリ、外側も黒糖が濃くてコーティングが厚い。黒糖が多めにかかっており、一言でいうと濃く重い。一本で満足できる。
ミサワはかなり軽く包丁を入れると割れるくらい。端はカリカリでうまい。手軽にポイポイいける感じ。
トーカイは黒糖の味が濃い、生地は軽めでこちらも包丁を入れると割れてしまう。カラメルと書いているが、黒糖と大差ない感じ。個人的には一番スタンダード?
と、まぁ、画像にしても判りづらいですが、こういう感じですね。
製造 | 内容量(g) | カロリー(Kcal) | 備考 |
敷島製菓 ふーちゃん | はちみつ、水あめ | 生地が細かい | |
鍵屋製菓 | 砂糖 | 砂糖少なく、軽い、長い | |
水野製菓 | 黒砂糖、砂糖 | 黒糖つよめ、カリカリ | ダイソー、駄菓子屋にあり |
ミサワ製菓(無印良品) | 赤糖 | もっとも割れやすいほど軽い | |
トーカイ | カラメル | カリカリとバランス良い生地 | 駄菓子屋にあり |
特徴をまとめるとこのような感じですね。思い込みなのか、はちみつを使用していても黒糖のような味がしますし、少量はいっているのか、着色なのかわかりません。
以上のような感じですね。なかなか区別は難しく、いぜん某だがしかしという漫画で話題になりましたが、ききふがしはなかなか難しそうですね。
結論としては以下の通りです。
・濃いのを食べたいなら水野製菓、細目で濃い、端がカリカリ。
・太目であっさりなら鍵屋、ふーちゃん。トーカイもいいかも。
・基本どれも似ている、お好きなものを